好奇心が彼女を狂わせる
2025年9月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
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INTRODUCTION

ドラマ「わかっていても」で大ブレイクを果たしたハン・ソヒが、
映画初主演作にしてクィア・ロマンスという新境地に挑んだ話題作

第24回全州国際映画祭に正式出品され、チケットはわずか1分で完売。“少女から大人へ”と移ろうふたりの、切なくも澄んだ心の交錯が、観る者の胸に静かに触れるラブストーリー。
子役出身で人気俳優の転校生<ソル>を演じるのは、「夫婦の世界」「マイネーム: 偽りと復讐」「京城クリーチャー」など数々の大ヒット韓国ドラマに出演し、国内外で熱狂的な人気を誇るハン・ソヒ。彼女にとって、本作は映画初出演かつ初主演作。さらに初挑戦となるクィア・ロマンスで新たな魅力を開花させた。そんなソルと運命的に出会う、俳優志望の高校生<スアン>を演じるのは、“韓国映画界の秘宝”とも称される実力派、ハン・ヘイン。
ふたりが紡ぐのは、“友情”と“恋”の狭間で揺れながら惹かれ合い、やがて離れ離れになった少女たちの物語。雪の降りしきる幻想的な冬の海で、あの日伝えられなかった想いが、ふたたび静かに、心を動かしはじめる──。

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STORY

運命に導かれるように親しくなった、二人の少女。俳優を夢見る高校生スアンの前に、都会から美しい人気俳優のソルが転校してくる。煌びやかな世界で自分を見失ったソルの心は、スアンの青く燃えるような演技に惹かれていく。放課後、冬の海でサーフィンをした二人は、冷えきった体を炎の前に寄せ合い、互いの孤独に触れながら少しずつ心を通わせていく。しかし、思春期の揺れる想いは「友情」と「恋愛」の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。
成長して人気俳優となったスアンは、あのとき伝えられなかった想いを胸に、今もなおソルの面影を探し続けている。そしてある寒い雪の日、彼女はふたたび、冬の海へと向かう。